■試合展開：
初回2番仲宗根さんのソロHRで幸先良く先制すると、その裏の守備は先発高田さんがゼロで抑え落ち着いた展開で試合がスタートします。2回2人のランナーを出すものの後続が続けず無得点に終わると、ここから試合が一変、相手チームの猛攻が始まります。先頭打者に右安打を許すと四球を挟んで5連打。次の打者は中飛に抑えますが、その後も走者一掃の3塁打を浴びるなど一挙7失点。序盤に大量失点を喫してしまいます。さらに4回にも守備の乱れから1点を失う苦しい展開、リンリンの攻撃は最終5回の1イニングのみ。絶体絶命のピンチを迎えます。先頭は平山さん、際どい球を見極め四球で出塁すると、続く島田さんも相手失策で出塁します。死球で満塁とした場面から失策と右前タイムリーで5点差まで詰め寄りますが、ここから走塁ミスでダブルプレーを喫し「万事休す！」かと思いきや、残ったランナーをヒットと失策で繋ぎ3点差2死2塁、3塁の場面を演出します。ここで迎えるは主砲塩田さん、2球で追い込まれるものの際どい球をカットし迎えた4球目、アウトコースのストレートを逆らわず左中間に運び起死回生の同点HR。4番の一振りで試合を振り出しに戻します。最終イニングは川口さんがランナーを許すものの最終打者を三振で締めくくりゼロ失点、負け試合を引き分けに持ち込む劇的な展開で、武蔵野東京リーグ無敗を守りました。 |
